今週、投資市場では大きな動きがありました。
BTCが急落する事態にはならずに済みましたが、この先はBTCに波及する可能性も十分にあります。
今回は、今週起きた大きなニュース2つをお話しします。
1|今週 木曜日、金曜日の動き

今週は木曜日と金曜日に市場が大きく下落しました。
変動率としてはこのような状態です。
この2日間で、ナスダックは約5%、S&P500は約4%の急落となり、VIXは30%以上の急騰となりました。
特に金曜日の動きはとても分かりやすく
下落:株式、債券利回り、仮想通貨
上昇:VIX、ドル、金
と、完全にリスクオフの構図になりました。
このリスクオフ相場の中で、BTCは計5%ほどの下落となり、ボラティリティの大きい仮想通貨としてはなんとか耐えられた印象です。
しかしこの下落相場はまだ続きそうな予感がします。
今週下落した理由を見ていきます。
2|今週の大きなニュースは2つ

- アメリカ消費者物価指数(CPI)
- ウクライナとロシア問題
この二つによって今週の急落が起こりました。
2-1|木曜の下落要因(アメリカCPI)
アメリカの高インフレは今さらの話ではありませんが、まだまだ上昇しており記録的な高さになっています。
目標値2%に対して、今回の発表は7.5%でした。
目標とする物価上昇率の3倍以上となっています。
つまり今後起こることは、記録的な物価上昇に対応するためのFRBによる記録的な金融引締めです。
そしてその実施がすぐ目の前に来ています。
これはリスク資産にとってかなり厳しい状況です。
2-2|金曜の下落要因(ウクライナとロシア問題)
アメリカの大統領補佐官が「ロシアによるウクライナ侵攻はすぐにでも始まる」と発言したことで、緊張が走りました。

この問題に対する、最初の流れとしてはざっっっっくりとこんな感じです。
今週金曜日のアメリカは、「ロシアによる侵攻がいつ始まってもおかしくない」との指摘に加え、ウクライナにいるアメリカ人に早急な退避を勧告しました。
事態の緊張感から、リスク資産は売られ安全資産は買われる形となり、一気に投資市場がリスクオフに傾きました。
こちらもリスク資産にとっては、とても厳しい状況になります。
3|リスク資産は厳しい相場が続きそう

今回の2つのニュースはしばらく注目されると思いますが、同時に解決にも時間がかかりそうな問題です。
- 消費者物価指数の上昇は半年以上前から懸念されていましたが、上昇が止まる目途が未だにありません。
- ウクライナとロシアの問題も、国際問題であり、まだ解決の目途がたっていない状態です。
今週のナスダックの下落を見ると、市場はとてもリスク資産を嫌っています。
これらのニュースが解決されない限りは、リスク資産には厳しい状況が続いてしまうかもしれません。
BTCも、例外ではありません。
今週は急落せず耐えたBTCですが、リスク資産という側面を持つため、急落への覚悟が必要かもしれません。
これらのニュースには引き続き注目していきましょう。



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