少し前に中古パソコンを買う機会があり、その時に調べたPC選定のポイントをまとめておこうと思います。
その時買ったのは中古のノートパソコンでしたが、新しいPCを買う時にも参考になる知識はあると思います。
なお、私はパソコンの性能に関してはほとんど詳しくありません。
ハードディスクと言われても「???」、Wi-Fiと言われると「ネットに繋げるための無線の電波」程度です。
同じ理解レベルの方のパソコン探しの参考になれば幸いです。
なお選定はOSがWindowsのノートパソコンを探したので、MacPCやデスクトップパソコンの選定では参考にならない部分もあるかもしれません。
1|今回探した中古パソコンの使用目的

探したパソコンの使用目的と購入したパソコンの性能をお伝えしておきます。
選定基準の参考にしてみてください。
使用目的は自宅のプライベート利用です。
パソコンで行うこととしては以下のようなものです。
- ウェブで検索やネットショッピングなどに利用
- WordやExcel、PowerPoiintを使って文書作成
- カメラで撮った写真の一部保存
- メール(フリーメール)の利用
これを前提に購入したパソコンの性能は次の通りです。
OS:Windows11
CPU:Intel 第7世代
Corei3 メモリ:4GB
ストレージ:SSD 128GB
Microsoft Office:Microsoft Office2019
パソコン(ディスプレイ)サイズ:15.6型
テンキー付きキーボード:内臓テンキー
SDカード、DVDドライブ、HDMI:SDカード不可、DVDドライブ有、HDMI有
USB差し込み口の数:4口
セキュリティソフト:以前使用しているソフトを利用
Webカメラ:なし
私と似たような目的であれば参考になる点は多いと思いますが、Illustratorや動画編集ツールを使った創作をしようとすると、動作が重くなったりストレージがもっと必要だったりと合わない点もあるかもしれません。
2|パソコン選定で注目する性能のポイント

2-1|OS(PCの骨格、性格をつくる)
2-1-1|OSとは、パソコンを動かすソフト
OSは、パソコンを動かすためのソフトのことを言います。
このソフト次第でパソコンで使えるツールの種類が変わってくるほどなので、パソコンの性格を決めると言ってもいいかもしれません。
パソコンのOSとしては、Windows(Microsoft開発)やmacOS(Apple開発)が有名です。
2-1-2|OSの古いバージョンはサポートを順次終了する
Windows使用を前提として調べると、2022年現在はWindows10とWindows11のバージョンが出てくると思います。
10と11の違いは発売された時期の違いで、Windows11の方が新しいです。
新しいバージョンが出ると開発者のMicrosoftは古いバージョンのサポートを順次終了していきます。
Windows11は前バージョンと大きな違いはないようですが、使用画面のデザインなどが少し変わっているようです。
ゆくゆくWindows10のサポートが終了するのは分かっているので、特別な理由がなければWindows11で良いと判断しました。
2-1-3|Windows11にも種類がある
またWindows11の中にも種類があり、HomeやProがありますが、Proはビジネス向けなので私のような使い方なら基本はHomeで問題ないです。
そもそも中古PCでは選択できないことがほとんどで、パソコンの機種に合わせProというものもありました。
2-2|CPU(脳をつかさどる)
2-2-1|CPUとは、パソコンの処理や動作をするためのものです。
CPUは高性能なものほど操作が素早くなり、動画や画像編集など重い作業もサクサク動きます。
ただしサクサク動いてほしいからと高い能力をもつCPUを選ぶと、その分値段も上がるので必要以上のスペックは要らないです。
2-2-2|WindowsOSのCPUの主力メーカーは「Intel」と「AMD」
老舗がIntel、2000年頃から普及し始めた新参者がAMDって感じです。
ゲーミングPCのような3D処理をするならAMDの強みが生かされるようですが、日常使いならほとんど違いはないようなので、値段で決めても良いと思います。
どちらのメーカーにもシリーズが下記のようにあります。
シリーズによって並行作業をするための能力を決めるコア数というものが変わってきますが、数字を知ってもあまりピンとこないので、ここでは記載を省きます。
・Intel シリーズ一覧/選ぶならCore i3かCore i5
| Celeron | ネット閲覧、Word使用などを単独使用 (同時には動かさない)するPC向き |
| Pentium | CeleronとCoreシリーズの間 |
| Core i3 | ネット閲覧やWord使用など並行作業も可能、最低限必要 |
| Core i5 | Coreシリーズの中レベル、同時作業や簡単な動画編集など 重い作業もこなしコスパのバランスが良い |
| Core i7 | ゲーム、動画や画像編集など重い作業に適す |
| Core i9 | もー、プロ向け。これ見てる人は必要ないはず |
| Xeon | 業務用 |
Intelでパソコンを選ぶならCore i3かCore i5になると思います。
だたIntelの場合、シリーズに加えて重要なのが”世代”です。
Core i5と言っても今の時点で第12世代まで出ており、基本的には世代が上がるほど処理能力が上がります。
・Intelは世代も重要/世代の確認方法
| シリーズ名 | 種類 | 世代 | 型番 | 接尾辞 |
| Core | i5 | 9 | 400 | F |
型番の数字3桁の前にある数字が世代です。
また、例えばCore i5とCore i3で世代ごとの性能を比較した場合、Core i3の世代をi5より一つ高いものを選ぶとおおよそ同等となります。
第7世代Core i3 ≒ 第6世代Core i5
世代が重要とはいっても、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは世代の指定はできません。
いくつか候補を出してから世代も含めて比較することが必要となります。
・ADM 種類一覧
| Athlon | 古いのでメリットなし |
| FX | 古いのでメリットなし |
| Ryzen | 2017年から発売、ADMの今の主流 |
・ADMのRyzenから選ぶ
ADMのRyzenはRyzen3~9までバージョンがあります。
数字が大きいほど性能が高いですが、Wordとネット利用くらいならRyzen3、少し負荷のかかることや同時作業もする可能性があるならRyzen5かなと思いました。
2-3|メモリ(作業性を決める)
2-3-1|メモリとは、作業をする時のテーブルの広さで表現されることが多い
先ほどのCPUが大きくても作業スペースとなるメモリが広くないと、パソコンの処理能力は高くなりません。
バランスが大切です。
2-3-2|必要メモリ容量について
購入したパソコンでもWordやExcelは使いますが、いくつも開いたり動画を再生しながら作業することはないので4GBを選びました。
| 4GB | ネット検索、Wordなど文書作成 |
| 8GB | 動画や画像編集、Wordなど並行して立ち上げる場合 |
| 16GB | zoomなどのWeb会議とWordなどを並行する場合 |
| 32GB~ | ゲーマーさん向け |
個人的には4GBでも作業性には問題ないと考えていますが、いろいろとアプリを立ち上げるなど必要以上の負荷を与えると処理や動きが遅くなってしまう可能性もあります。
心配であれば8GBを選定すると、間違いないでしょう。
2-4|ストレージ(記憶力を左右する)
2-4-1|ストレージとは、パソコン内部の記憶スペース(内部ストレージ)の大きさ
パソコンに差し込むUSBやSDカード、外付けハードディスクなども広くいうとストレージですが、こちらは外部ストレージとも表現されます。
2-4-2|ストレージにはHDDとSSDという2種類がある
HDDが一般的なストレージとして使用されてきたようですが、それをもっとコンパクトにいろいろな点を改良したのがSSDです。
記憶スペースのつくる仕組みが異なり、それぞれに特徴があります。
HDD
・データ保存の容量が大きい
・SSDの同容量に比べると安価
SSD
・処理速度が早い
・動作の音が静かで省電力
私はSSDのパソコンを選ぶようにしました。
以前のパソコンはHDDでしたが、音が大きかったり動きが遅かったりと不便に感じる点が多いので、SSDであることを重視しました。
パソコンへの保存容量への不安は、今使っているパソコンの保存容量から128GBでも足りると判断し、写真や文書で残しておきたいものは外付けハードディスクに保存するようにしています。
2-5|Microsoft Office(Word、Excel)
Microsoft OfficeはWordやExcelなどを動かすアプリです。
2-5-1|安いPCだと別途購入の場合もある
WindowsOSのパソコンを買うと当たり前についているアプリと思えますが、安いパソコンだと別途購入が必要だったり、1年間の期間限定利用でその後は自分で延長購入が必要だったりします。
Wordだけ、Excelだけのように単品購入しても、複数のセット購入を選んでも、どちらにしても数万円はかかります。
2-5-2|WPS OfficeはMicrosoft Officeの廉価版
それなりにお金がかかるので、WPS Officeというアプリもあります。
WPS OfficeはMicrosoft Officeのジェネリック医薬品みたいな感じで、似た操作性でWordなどとも互換性がある製品です。
使ったことはありませんが、本家ほど費用がかからず年間購入で数千円のようです。
中古パソコンの購入時にはオプションでMicrosoft OfficeとWPS Officeが選べるものが多く、ほとんどの商品で金額が変わらなかったため、Microsoft Officeを選択しました。
ただし、古いパソコンだとMicrosoft Officeのバージョンも古い場合があるので注意です。
今の最新は2021、その前は2019なので、さすがに2016は古いかと思います。
でもそもそもあまり文書作成などしないならGoogleドキュメントでも十分かもしれませんね。
2-6|Wi-Fiの周波数(PCの受信側の問題)
ここでは、Wi-Fiをパソコンが受信する側についてまとめます。
Wi-Fiルーター(電波の発信側)は家についていることが前提です。
中古パソコンの中でも古い機種だと有線LANでしか受信できないケースがあります。
Wi-Fiを受信する場合は無線LANとなるので、受信する機能を外付けUSBで付ける必要があり、その場合の受信周波数には注意です。
2-6-1|Wi-Fiの発する周波数には、2.4GHzと5.0GHzの2種類がある
それぞれの特徴は以下の通りです。
2.4GHz
・壁や床も通過しやすく電波が遠くまで届きやすい
・電子レンジなどの家電やBluetoothなども使う周波数なので干渉し、電波が弱まることがある
5.0GHz
・Wi-Fi専用の周波数なので安定した電波を受信しやすい
・壁などを通しにくいので近くにルーターがあった方が良い
商品のWi-Fiの基本が2.4GHzとしていることが多かったので、5.0GHzも受信できるUSBをオプションで付けるか別途購入した方が良いと思いました。
5.0GHzを受信できれば2.4GHzの受信もできます。
私の場合、家にあるパソコンは普段2.4GHzを受信していますが、時々調子が悪く5.0GHzに変えることがあるため、5.0GHzも受信できるようオプションを付けました。
ちなみに、自分の家で普段どちらを使っているか見分ける方法は次の通りです。
・文字列の最後に「2」「5」と書いてある
・文字列の途中に「G(2.4GHz)」「A(5.0GHz)」と書かれてる
メーカーによって表記方法は様々で、最近のWi-Fiルーターだと2種類の電波を同時に発していることがほとんどのようです。
3|使用目的によっては気にすべきポイント

ここからは、先ほどまでの内容ほど重要じゃない(購入時も迷わない)けど、気にしたら良いと思うポイントをまとめます。
3-1|パソコン本体(ディスプレイ)のサイズ
中古パソコンだと、ディスプレイサイズが指定されていないものもあります。
「〇〇型~〇〇型の××メーカーパソコン」のように。
このサイズに関しては使う目的や持ち運びの有無などで変わると思うので、言及はしません。
ただしパソコンサイズが小さくなれば、キーボードも小さくなる点は気にした方が良いと思います。
3-2|テンキー付きキーボード
テンキーの有無もパソコンサイズと関係してきますよね。
テンキーがついているキーボードだと文字入力に使うキーボード幅が狭くなるので、どこまで許容できるか自分と相談です。
個人的にはテンキーがあった方がなにかと便利なので、なるべく内臓パソコンを選びたいです。
今回購入したパソコンでは頻繁に数字入力することがないことから、費用や性能との関係で外付けテンキーを購入しました。
3-3|SDカードスロット、DVDドライブ、HDMI
デジカメで撮影した写真をPCに取り込むなどパソコン以外のデバイスとの接続は考慮すべきです。
最近のパソコンは厚さが薄いので、これらの差し込みができないものが多くなっています。
必要ならカードリーダーなど接続ツールを別途買う方法もあります。
中古パソコンだとどの機種になるか届くまで分からない商品も多いので「絶対にパソコン内臓であって欲しい!」という人以外は、購入後に接続ツールを買うのも方法のひとつです。
3-4|USB差し込み口の数
先ほどのWi-Fi受信の方法にも関連してきます。
Wi-FiをUSBで受信する機種の場合、さらにマウスが有線や無線USBの場合は最低2口必要です。
作業中にデータ保存用のUSBを差すことがある人は最低3口あった方が良いです。
ただし中古パソコンだと機種が決まってないことがほとんどなので、明記されていない場合が多いですね。
もし機種が分かる商品なら、機種名で検索すれば分かります。
ちなみにマウスがBluetoothで受信するタイプであれば、USBの差し込み口の数よりパソコンがBluetooth受信できるかの方が重要な問題ですね。
3-5|セキュリティソフト
中古パソコンではセキュリティソフトを購入するかオプション選択できることが多いです。
すでに家で使っているパソコンにセキュリティソフトを入れていて、まだ期限や導入台数に余裕があるならそれを使う方法で良いと思います。
古いセキュリティソフトだとDVDで取り込むのもあったので、その場合はDVDドライブの有無が関係してきます。
最近のソフトはナンバー入力がほとんどですかね。
3-6|Webカメラ
パソコンをテレワークや副業などに使うなら、Webカメラも検討が必要です。
中古パソコンだと内臓カメラか外付けをオプションで選べる商品もありました。
私はカメラがなくても問題なかったので、気にしませんでした。
4|【まとめ】中古パソコン購入時のチェックリスト

以上、パソコン選びのポイントが長くなりました。
パソコン素人の人の参考となり、選ぶ時の負担が少しでも軽くなれば幸いです。
最後にここまでのポイントを表にしたので、チェックリストとして、ポイント把握として活用いただければと思います。
| OS(PCの骨格、性格をつくる) | Windows10は2025年サポート終了 |
| CPU(脳をつかさどる) | Core i3~5がベスト、世代との関係は超重要 |
| メモリ(作業性を決める) | 4GBでも動作に重たさは感じない |
| ストレージ(記憶力を左右する) | SSDがおススメ、128GBでも十分なはず |
| Microsoft Office(Word、Excel) | 必要な人は必要なツール、年代にも注意 |
| Wi-Fiの周波数(PCの受信側の問題) | 2.4GHzの受信だけで問題ないか考えて |
| パソコン本体のサイズ | キーボードサイズにも影響 |
| テンキー付きキーボード | 数字入力には便利だけど文字入力のキーボードは狭くなる |
| SDカードスロット、DVDドライブ。HDMI | デジカメなど周辺機器の接続を考えて |
| USB差し込み口の数 | Wi-Fiやマウスで使えば最低2口 |
| セキュリティソフト | 今使っているものがあるなら活用できるかチェック |
| Webカメラ | テレワークや副業には必要かも |


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