投資には「はっきりとした根拠はないけどなぜかそうなる」というアノマリーが存在します。
また仮想通貨のビットコインの価格は半減期と相関性が高い傾向があり、これもアノマリーの類と考えています。
このような過去の経験による学びや傾向は、いざという時の助けになるかもしれません。
この記事では、この先1ヶ月のアノマリーなどの情報を説明していきます。
アノマリーまとめは毎月まとめていますので、以前の情報も知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
1|投資市場のアノマリーと主要イベント

まずは投資市場のアノマリーと1ヶ月の経済イベントをまとめました。
満月新月など惑星の動きも一緒に見ていきます。
1-1|3月の投資市場のアノマリー
節分天井彼岸底
節分の2月上旬に高値をつけ、お彼岸の3月中旬に向かって下落していくといわれています。
3月の決算に備えたポジション調整によって下落しやすくなるのが、このアノマリーの理由のようです。
しかし、直近10年ではコロナショックの2020年以外は全てプラスとなっており、アノマリー通りではない状況です。
アメリカ税金還付での資金流入
アメリカでは原則、全ての人が確定申告を行う必要があります。
その申告によって納めすぎた税金の還付時期が2~4月となっているため、個人投資家はその還付金を元に投資を行う傾向が強いと言われています。
そのため、2~4月は市場への資金が流入傾向になり、市場は上昇しやすいと言われているようです。
1-2|主要イベントと惑星関係

欧米の政策金利に注目
前回の会合ではアメリカは0.25%、EUとイギリスは0.5%の利上げを行っています。
アメリカについては前回の会合後にインフレ指標などいくつかの重要データが発表されており、データからはインフレ低下が順調に進まない懸念がでてきています。
今月はそれらデータを踏まえてFRBのスタンスにどのような変化が起きているか確認する機会になります。
ECBとイギリス中銀(BOE)はアメリカのFOMCを挟む日程となりますが、それぞれFOMCと比較されながらこの先の利上げスタンスに注目が集まりそうです。
黒田総裁最後の日銀会合
日銀の黒田総裁は4月に任期満了となるため、次回が最後の会合となります。
また前回の会合時には次期総裁候補は決まっていなかったため、総裁が決まっている段階(正確には今は候補の状態)では初の開催となります。
植田次期総裁候補への引継ぎとして黒田総裁がどのような動きをするか会見も含めて注目されそうです。
2|ビットコイン/BTC のアノマリー

ビットコインは過去の実績からの傾向をアノマリーとしてまとめました。
2-1|半減期別の変動率
ビットコインは半減期を一つの周期として価格が推移する傾向にあります。
ここでは半減期を基準とした変動率を確認してみましょう。

半減期からの経過月数が同じタイミングの月間変動率を平均したものです。
単純平均よりも前後の月のトレンドも考慮して加重平均のような考え方で割り出しています。
変動幅の大きさよりプラスとマイナスどちらに動きやすいかの傾向を判別することを重視して計算しています。
単純平均、ぽち平均ともに上昇傾向
2023年3月は直近の半減期から35ヵ月目にあたります。
過去の歴史から見ると、単純平均、ぽち平均ともに上昇傾向ということになっています。
どちらの方法で算出した変動幅をみても、3月は2月に比べて変動幅が大きい傾向になるようです。
2月は現状(2月26日時点)で0.4%しか動いていないため、3月は反動で大きく動く可能性も考えられそうです。
これまでの35ヵ月目は大底からの反転上昇期

過去(2015年と2019年)における半減期から35ヵ月目は、大底からの反転上昇期に入っていることが分かります。
2015年は急落後の停滞期、2019年は大底から反転し大陽線となっています。
2-2|ストックフローモデル
実際の半減期までの日にちも、残り400日を切ってきているようです。


ストックフローモデルでは、半減期まで残り400日~200日あたりのタイミングは上昇傾向にあります。
長期的には上昇していく時期と思えますが、前々回の時のように上昇を打ち消すような下落をする時もあるため、安心しすぎは注意と思えます。

2-3|月別の変動率
一般的に世の中で言われている月間変動率も確認していきます。

3月の平均変動幅:±18.55%
(最大上昇率:29.84% 最大下落率:-32.85%)
プラス変動回数:3回
マイナス変動回数:6回
※2013年の172.8%は外れ値として除く
3月は下落しやすい月間アノマリーで、傾向としては20%前後の変動率で下落する可能性が高そうです。
中には2021年のように急上昇したこともありますが、全体の傾向としては下落が強めです。
3|【まとめ】3月は上昇に期待したい


投資市場で言われる節分天井彼岸底のアノマリー通りであれば、3月中旬あたりから底打ちの時期になります。
またアメリカ個人投資家の資金流入もあり、投資市場としては上昇しやすいアノマリーかと思います。
しかし主要国の政策金利発表に関しては、ネガティブに働く可能性もあります。
アメリカやEUなどまだ利上げを続ける必要性が見えているため、BTCには厳しい時期になる可能性も考えられます。
BTC単体のアノマリーとしてはすでに大底からの反転期に入っている可能性も考えられ、一時的な上昇を期待したいタイミングです。
投資市場の状況には注視しながらも、価格上昇を期待したいです。
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4|参考データ一覧
月間変動率
https://www.coinglass.com/ja/today
ストックフローモデル
https://www.lookintobitcoin.com/charts/stock-to-flow-model/





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