世界的に物価高(高インフレ)が落ち着きにつれて、本格的な利下げを実施しています。
今回は利下げという大きな変化に注目し、世界でどんな動きがあるのかをまとめていきます。
また利下げによる影響や過去の事例も調べていきました。
1|世界各国は本格的に利下げの動き

1-1|アメリカ/FRB

9月に0.5%の大きな利下げ
世界の基軸通貨であるアメリカドルは9月に0.5%という歴史的に比較的大きな利下げをしました。
今年に入ってからはまだ1回しか利下げをしておらず、これからさらなる利下げが見込まれています。
年末までにさらに0.25%~0.5%の見込み
2024年に2~3回の利下げを実施すると市場は見ており、11、12月FOMCで追加利下げするのは確実と言われています。
1-2|ヨーロッパ/ECB

今年に入ってすでに1.1%の大きな利下げ
ECBは今年すでに4回も利下げをしており、トータルで1.1%と大きな利下げ幅です。
年末にさらなる利下げも
残すところ12月の会合が最後であり、今年もう一回利下げするかどうかが騒がれています。
EUはヨーロッパ各国の集合体で、中には経済的に弱い国も含まれています。
そのためさらに利下げが必要だという声も大きくなっています。
2|利下げが与える影響

2-1|経済全体の押し上げ
株価は下支えされやすい
金利が下がると企業は銀行から借り入れしやすくなるので、お金の流れが盛んになります。
そのため設備投資などが増え、株価は下支えされやすくなると言われています。
2-2|モノの値段は上がりやすい
通貨の価値が下がり、モノの価値が上がる
金利が下がると通貨の魅力が下がるため、通貨をその他のモノに変えることが盛んになります。
そのため相対的にモノの価値が上がりやすくなると言われています。
これは株を含めたすべてのものを指し、商品(原油・ゴールド等)やビットコインも利下げによって価格上昇の恩恵を受けやすくなります。
一方で高インフレ誘発の可能性
高インフレを撃退するために金利を上げていましたが、利下げは再び高インフレを誘発する可能性を秘めています。
中央銀行が簡単に利下げをしないのはこのためです。
3|イールドカーブ(長短金利差)とSP500

3-1|逆イールド→順イールドへ
長短金利差の解消

利下げをする時に必ず発生するのが長短金利差の解消です。
今まで逆イールドだったものが順イールドになり、長期金利と短期金利の関係性が正常に戻ります。
3-2|経済クラッシュはこの時に発生しやすい
SP500とアメリカ長短金利差の歴史的関係

2000年以降長短金利差が正常に戻りプラスに転じた後、必ず大きな株価の調整が入っています。
そして今、まさにプラスに転じたところになっています。
4|【まとめ】利下げは大きな転換点

世界の利下げの動きは本格化してきています。
利上げから利下げの動きは大きな転換点であり、それは世界経済の転換の時期でもあります。
現在はまだアメリカの大統領選挙も控え、株価を下支える材料も一応残っています。
アメリカ株は最高値を更新していますがその後も強気が続いていくのか、ニュースや情報を確認していきましょう。
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