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【コロナ後 初】イギリスが利上げ!アメリカはどうする?

アイキャッチ画像 世界の動向

今週イギリス中央銀行が利上げを実施しました。
主要国ではコロナ後初の動きです。

この出来事に対して、経済大国・アメリカへの影響も含めて考察してみました。

年末以降の投資市場に影響してくるニュースだと思うので、今のうちに整理しておきます!

んな人におすすめ
  • 中銀の利上げの影響を理解したい人
  • 経済ファンダを勉強している人
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1|イギリス中央銀行は利上げを発表

イギリス中央銀行(BOE : Bank of England)は主な中央銀行の中で、コロナ後世界で初めて利上げを発表しました。

英中銀が0.25%に利上げ、主要中銀でコロナ後初 インフレリスク指摘
...

記事にもある通り、BOE総裁のベイリーさんは「中期的なインフレ動向を懸念しており、それを脅かしかねない状況を確認しているため、行動を余儀なくされた」と話しています。

言い換えると、

「イギリス国内は高いインフレ状態にあるんです。この中期的なインフレをどうにかするには、利上げするしか方法がない!!と判断しました。」

ってことです。

つまり、本当は利上げしたくないけど、やらざるを得ない状況に来ていることを指しています。

2|イギリス国内の状況

利上げを決めたイギリス、実は国内の経済状況はそんなに良くありません

イギリスの代表的な指数「FTSE100指数」を見ると、まだコロナ前の水準に戻れていません。
(日本はすでに大きく更新しています。)

FTSE100指数のチャート

そして今のイギリス国内の感染者状況はこちらです。

イギリスの感染者推移

死者数はそこまで増えていませんが、感染者数は過去一番でピークに達しています。

このように、コロナ前の経済水準に戻っていない状況で、感染者数はどんどん増え、経済への影響も懸念される中での利上げ実施となりました。

つまり、経済的に痛みを抱えたまま、さらなる痛みを覚悟して金融引締めを実施することとなったのです。

なのでEOBとしては、本当は金融引締めをしたくないけど、せざるを得ないということだと思います。

3|アメリカFOMCの会見内容

では、世界経済の中心、アメリカはどうするでしょう?
今週アメリカでFOMCが開催されました。

FOMCについて

テーパリングについて

会見内容を下の画像にまとめています。
実際は他にもいろいろとおしゃべりしていますが、要点だけをピックアップしています。

FOMC会見内容
  • 「インフレ一時的」の発言は削除する。
  • インフレ率が目標の2%を大きく上回っており、テーパリングの加速を決定した。(現在は6月終了→3月終了へ変更)
  • テーパリング終了後に利上げを行う。
  • 雇用が急速に回復しているため、利上げの条件は整いつつある。
  • FOMC参加者の中では、来年の利上げは3回となる予想が大きい。(2023年:3回、2024年:2回の計8回の利上げを実施予定)

15日に行われた会見では、市場の予想通り「テーパリングの加速を決定」「来年から利上げ実施が必要」と発表がありました。

「テーパリングの加速を決定」

すでにアメリカではテーパリングを実施しています。
FBRによる経済の下支えを徐々に減らしていく方策です。

先月から始めたテーパリングは6月に完了し、その後の下支えは無くなる予定でした。
今回の会見では、その下支えを3月には終わらせる方向に転換させることが決定されました。

「来年から利上げ実施が必要」

また、利上げの実施にも言及しました。
テーパリングを早く終わらせ、次のステップである利上げに踏み切ることを考えているとの発表です。

今は企業や個人がお金を借りやすいように金利を下げていますが、来年には利上げを始める考えです。
さらに来年は3回の段階的な利上げを実施が適切と考えているようです。

世界各国では高いインフレ率を懸念しています。
そしてFRBもテーパリングの加速を決定し、早めに利上げに進む考えを示しました。

4|年末以降の投資市場はどうなる?

イギリスは経済が復活できていない中で利上げを実施し始めました。
今後アメリカも同じ動きをすることが想定できます。

FRB自身も、利上げするのは痛みのあるものと分かっているはずですが、インフレ率からすると経済動向に関係なく利上げに踏み込むことになると思います。

その時の市場の影響は大きなダメージとなりそうです…

ただ、EOBの金融引締めがあまりにもイギリス経済に悪影響だったら、FRBは方針を考え直すかもしれません。
でも最終的なゴールは、どちらにしても「金融引締め」です。

投資市場にとって各国の金融引締めは嬉しくないものですが、それがイギリスの利上げによって近づいてきました。
そして経済への打撃を覚悟しながら実施し始めています。
この影響はBTCにも来る可能性が高いと思っています。

ボラの大きい下落相場が続く可能性もありますが、市場に残れるように頑張りましょう!

5|参考データ一覧

Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/

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