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BTCとアルトコイン、ゴールドや貴金属と比較して目的の違いと将来性を考察

アイキャッチ画像 ビットコイン

みなさんは暗号資産をどんな目的で持っていますか?
価値を見出して投資目的ですか?NFTなどの取引のための実需目的ですか?

今週出された調査レポートからは所得によって暗号資産の捉え方が違うことが明らかになりました。

この特徴から、今回はBTCとアルトコインの保有目的と将来性を貴金属を絡めて改めて考えてみました。

こんな人におすすめ
・ビットコインとアルトコインの違いを把握したい人
・ビットコインの価格動向を知りたい人
・仮想通貨の状況を学びたい人

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1|所得差によるビットコイン保有目的の違い

今週、暗号資産の保有に関していくつかの調査レポートが発表されました。

仮想通貨ユーザー間の経済状況の差は=米FRBレポート
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仮想通貨ユーザー間の経済状況の差は=米FRBレポート
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暗号資産、ユーロ圏世帯の10%が保有=ECB調査
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どのレポートにも共通して書かれているのが、所得差による暗号資産保有の違いです。

1-1|高所得者は投資目的、低所得者は利用目的

FRBとBlock社のレポートでは、高所得者は投資目的で保有し、低所得者は決済などの取引で利用していると回答しています。

ECBのレポートは多少内容が変わりますが、高所得者と低所得者が暗号資産を保有する傾向にあり、中間層の保有率は低くなっていると報告されています。

1-2|FRB・ECBの暗号資産の見解まとめ

所有者の特徴をまとめたレポートの一覧

これらの調査では、暗号資産には「投資目的」と「実需目的」という二通りの保有・利用目的があると示されています。

1-3|BTCは投資傾向、アルトコインは実需傾向

暗号資産にも投資傾向の強いコインと、実需傾向の強いコインがあると思います。
一般的にBTCは投資傾向が強く、ETH以下のアルトコインは実需の傾向を持ち合わせます。

この二つの性質を持つ投資商品は貴金属だと思います。
したがって、似たような性質を持つ貴金属と比較して、BTCやアルトコインの将来性を考えてみます。

2|暗号資産を貴金属に例えて考える

2-1|ゴールドは投資傾向、パラジウムは実需傾向

これを貴金属に置き換えて考えてみます。

  1. 投資目的の金属:ゴールド
  2. 実需の金属:パラジウム

それぞれの1年間での使用用途の違いは次のグラフの通りです。

ゴールドとパラジウムの使用目的

2-2|投資目的の金属:ゴールド

ゴールドそのものに価値を感じている

ゴールドの使用用途は宝飾品関係が50%以上、投資関係は25%程度となっています。
半数以上がゴールドそのものに価値を感じて購入していることが、ゴールドの何よりの強みと言えそうです。

ゴールドのチャート

安全資産として、価格は基本的に右肩上がり

チャートとしても基本的に右肩上がりで、上昇を続けています。
一般的には安全資産として景気後退時に買われる傾向が強くなり、またFRBのマネーサプライ(お金の供給量)と相関性があると言われています。

2-3|実需目的の金属:パラジウム

パラジウムは必要になるから買われる

パラジウムは9割以上が工業などの実需で使われています。
ゴールドとは用途が大きく異なり、パラジウムそのものに価値を感じているというよりも必要だから買われている傾向が強いです。

パラジウムのチャート

”実需がともなえば”基本的には右肩上がり

こちらも基本的には上昇傾向です。
ゴールドよりは落ち着き気味ですが、基本的な考え方として採掘量が限られながらも実需があるため、価格は自然と上昇傾向になるようです。

2-3|【おまけ】シルバーとプラチナの使用用途

参考までに、その他の金属もデータを取ったので載せておきます。

どちらも5割以上は実需使用

シルバーとプラチナの使用用途

シルバーチャート

シルバーのチャート

プラチナチャート

プラチナのチャート

3|【まとめ】需要面から考えるとBTCはゴールドに近い

3-1|BTCはゴールド/金と存在意義は近い

現状BTCの購入目的はいくつか考えられ、投機目的やBTCそのものに価値を感じているなどがあると思います。
そうなるとやはり、存在意義としてはGOLDに近いと考えています。

3-2|今後アルトコインは実需の面が色濃く出てくる?

一方でETH以下のアルトコインは実需を目的に作られているコインが多く、その点ではパラジウムに似た側面を持つ傾向が出てくるのではないかと思います。

つまり「必要だから買われる。必要でなければ買われない。」というのが今後もっと色濃く出てくるのではないかと思います。

価値への投資実需への投資
貴金属ゴールドパラジウム
暗号資産ビットコインアルトコイン

3-3|共通点は非中央集権で大口がいること

また貴金属と暗号資産で似ている点としては、以下のような点も挙げられると思います。

貴金属と暗号資産の共通点

・貴金属は国が発行するわけではないので非中央集権とも捉えることができ、仮想通貨の分散型に似た特徴を持つ

・貴金属の大口保有者(各国政府や資産家)は暗号資産におけるクジラと同じ影響力を持つ

3-4|アルトコインの注意点

採掘/マイニング量に上限がないものには注意

注意しなければならないことは、採掘量(発行量)です。
ゴールドやパラジウムなど貴金属は採掘量に限りがありますが、アルトコインの中にはETHを筆頭に発行枚数に限りのない銘柄も多くあります。

どんなに需要があっても母数となる発行量が多ければ、理論上はパラジウムのような右肩上がりのチャートを形成しにくくなります。

3-5|優良プロジェクト(アルトコイン)を見極めて、需要と供給を見定めよう!

必要とされるモノの価格は必然的に上昇傾向になるので、アルトコインにおいても優良なプロジェクトで必要とされるコインであれば、いつか価格は救われる日が来ると思います。

これから仮想通貨の市場が冷え込む展開が考えられるので、今のうちにいろいろなコインの情報を仕入れ、需要と供給それぞれの側面で精査しておくと、将来良いことがあるかもしれません。

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