今年ももう11月末になり、あと1ヶ月で今年も終わりますね。
もうすぐ年末というところで、今週OECD(経済協力開発機構)の経済レポートやFOMC議事要旨が発表されました。
その中には2023年以降の見通しがちらほらと出てくるようになっています。
今回はその内容をサクッと確認しながら、BTCに結び付けて上昇タイミングを考察していきます。
1|2023年以降の見通しが各所から発表

1-1|OECD(経済協力開発機構)の見通しの内容
・2023年リセッション回避、インフレ高水準のまま
欧州を中心とするエネルギー危機によって経済的な打撃は受けるものの、リセッションは回避できる見込みだとOECDは発表しています。
また多くの国でインフレの鈍化はありつつも、高水準のままというのが中心のシナリオだとしています。
この結果、世界経済は大幅に減速するとの予測になっています。
・リセッション予想はないが低迷期間は見込む
OECDのマティアス・コーマン事務総長は「リセッションは予想していないが、顕著な低迷局面を見込む」と発言しました。
個人的には、顕著な低迷期間というのはリセッションではないかと思ってしまいますが、公式にはリセッションと認めないようです。
具体的な2023年の予想成長率は下記の通りです。
中国が高成長することが顕著であり、ヨーロッパではマイナス成長の国も散見されます。
| 国名 | 2023年成長率 |
|---|---|
| ユーロ圏 | +0.5% |
| アメリカ | +0.5% |
| 中国 | +4.6% |
| ドイツ | ー0.3% |
| イギリス | ー0.4% |
・2024年から経済は持ち直す見込み
OECDは2024年からは景気が反転を始めることを予想しているようです。
EUとアメリカでは2023年よりも高い成長率を予想しており、大きな成長とはならないものの上昇傾向が戻ってくることを予想しています。
| 国名 | 2024年成長率 |
|---|---|
| ユーロ圏 | +1.4% |
| アメリカ | +1.0% |
| 中国 | +4.1% |
| ドイツ | +1.5% |
| イギリス | +0.2% |
1-2|FRB議事要旨にこれからの見通しの記載も
・今後1年間のリセッション確率は約50%
FRBのスタッフエコノミストは、アメリカ経済が今後一年間にリセッションに陥る可能性が約50%程度に高まったとの予測を示しました。
このような警告は今年3月から始まっているアメリカの利上げ開始以来初めてとされています。
・リセッション入りは分からないと発言
11/2のFOMC後の会見でパウエル議長は「リセッション入りがあるかどうかや、実際にそうなった場合、どの程度深刻となりそうかは誰も分からない」と発言をしており、今後の見通しに関して直接的な発言を避けています。
・ブルームバーグ調査では景気後退65%
ブルームバーグが経済学者へ行った調査では、この先1年でリセッションに陥る確率は中央値で65%と推計されたそうです。
またブルームバーグの独自の計算モデルでは100%という数字が出ているそうです。
1-3|FRBは具体的な言及を避けるもOECDは2024年からの上昇を期待
FRBは具体的な言及を避けながらも来年の見通しは、難しいものになるということだけは予想をしているようです。
一方でOECDも同様に2023年は難しい時期になると予想をしているものの、2024年からは反転を始めるのではないかという予想をしていることが分かりました。
2|BTC半減期から見ると辻褄があってくる!?

「2024年」という時期で私がピンと来たのがBTCの半減期です。
2-1|次回半減期は2024年3月予定、その後上昇開始?

次回のBTCの半減期は2024年3月と予想されています。
ということは・・・過去と同じパターンでいくなら、2024年からジリジリと上昇を始め2025年に最高値を付けるということが予想されます。
そしてOECDなどの予測では2024年から経済が回復し始めます。
もしBTCが市場状況と噛み合って来るのであれば、「半減期終わりから上昇していく」という実績の信頼度がUPするものと言えそうです。
3|【要注意】BTCが本格的な金融引締めと対面するのは今回がほぼ初

3-1|BTC価格とアメリカ金融緩和・引締めの推移

・BTCが経験した金融引き締めは過去一度だけ
2015/12~2019/7までFRBは金融引締めを実施していました。
この時はQE3の恩恵を受けアメリカ経済の景気拡大傾向となったことに対応し、FRBが政策金利の引き上げ(利上げ)と量的引締め(QT)の両方を実施しました。
この時のピークのFF金利は約2.4%であり、中立金利(2.5%)を越えることはなかったため、金利水準だけをみるとまだやや緩和的だったと見ることもできそうです。
しかし景気拡大局面ということもあり、株式の上昇と一緒にBTC価格上昇の恩恵を受けることが出来た時期とも言えます。
3-2|中立金利(約2.5%)を明確に越えているのは今回が初めて
FRBの考える中立金利は2.5%程度だとされています。
この水準を金利が越えると経済にブレーキをかける、制限的な水準と考えられています。
BTC誕生後この水準を上抜けているのは実は現在(=3.08%)だけです。
つまりBTC誕生以降、BTCにとって一番厳しい時期を迎えているということにもなります。
4|【まとめ】2024年からBTC上昇?でも誕生後一番難しい時期

OECDやFRBの来年以降の経済予測では、2023年は経済低迷となり2024年からは回復が始まるとの見込みになっています。
一方でBTCは半減期を基準として上昇下落をしている傾向があり、次回半減期が2024年3月なので、それ以降に上昇相場が来る可能性が考えられます。
どちらも2024年からの上昇が期待できる内容となります。
BTCが投資市場の影響を受けると考えるならば、BTCは市場全体の後押しもあり「半減期後には上昇しやすい」という傾向に信憑性が高まります。
しかし現在はBTC誕生以来初めての、FRBの中立金利2.5%を超える時期に直面しており、厳しい環境とも言えます。
今の金融引き締めの相場を耐え抜けば、2024年には上昇していく明るい相場が待っているかもしれません。
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5|参考データ一覧
OECD2023年見通し
https://jp.reuters.com/article/oecd-economy-idJPKBN2SC0TW
FRB議事要旨まとめ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-23/RLTE5JDWRGG001?srnd=cojp-v2
スロックフローモデル
https://www.lookintobitcoin.com/charts/




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