アメリカで遂にビットコインのETFが承認され上場しました。
初日の出来高はETF歴代二位の9.99億ドルを記録し、その注目度の高さがうかがえます。
今回はこのETFそのものがどんなものなのか、そしてETFの誕生はBTCに影響が出そうなのかを考察します。
こんな人におすすめ
・ビットコイン「BITO」やビットコイン先物の情報を知りたい人
・ビットコインの価格動向を知りたい人
・仮想通貨の状況を学びたい人
1|アメリカ初のビットコインETF「BITO」とは

今週アメリカで初のビットコインETFが上場しました。ティッカー名は「BITO」です。管理手数料は0.95%で比較的高くなっています。
初日の出来高はETF史上2番目の9.99億ドルにも上るとのことです。
※ちなみに歴代一位は「LCTU」(ブラックロック米国カーボン・トランジション・レディネスETF)というもので、今話題の低炭素経済に注目したETFです。2021年4月上場で初日出来高は11.6億ドルでした。
このETFのなかで強調されていることは、「現物には投資しません。現物に投資したい人はこのETF以外のものに投資する必要があります。」ということです。
このように、今回のETFは先物連動のETFです。現物ETFではありません。
それではビットコインにおける先物ETFと現物ETF何が違うのでしょうか。
2|ビットコイン先物ETFと現物ETFの違い

ビットコイン先物ETFは文字通り先物に連動しています。
先物連動ETFの場合、ビットコイン先物の価格指数に連動しており、あくまで現物の取引は一切ありません。
先物ETFを購入した場合は発行会社が先物を買い入れ、決済した場合は発行会社が先物を売却します。
一方で現物ETFを購入した場合は、発行会社が代わりに現物を購入します。
この二つの違いは現物への影響度にあります。現物ETFの場合は実質的に現物を購入しているので、ほぼダイレクトに価格へ影響します。
一方で先物は、あくまで取引するのは先物です。
したがって先物市場の成長度合いによって現物への影響度が変わっていきます。
現物ETF:現物の価格にダイレクトに影響
先物ETF:先物市場の成長度合いによって間接的に現物に影響
3|ビットコイン先物の影響について

ここでゴールドとBTCを比較してみます。
BTC先物未決済建玉 51億ドル
BTC時価総額 1兆1360億ドル
金先物未決済建玉 855億ドル
金時価総額 11兆3890億ドル
それぞれ割合(未決済建玉 / 時価総額)で表すと
BTC : 0.448%
金 :0.749%
となります。
割合で考えるとそこまで差はありませんが、ゴールドの場合現物市場が非常に大きいため、先物で変動があった場合は、どちらかというと先物と現物の価格に乖離が生じてしまうことが多いようです。
一方でBTCはいまだにクジラがどうこうというのがニュースになるほど流動性が少ないため、先物が現物に与える影響も少なからずありそうです。
4|【まとめ】ETFの成長がビットコイン価格に影響するかも

今回「BITO」の初日出来高が9.99億ドルとニュースがありましたが、単純に考えると先物市場に9.99億ドルの資金が流れたとも考えられます。
今のBTC未決済建玉から考えると、約15%程度にものぼると考えられるので、このETFの成長は先物市場の成長にダイレクトに影響しそうな状況です。
仮にETFに資金が集まり、先物市場のみの成長が活発化すると、ビットコインは現物ではなく先物主導で価格が変動する可能性も見えて来ています。
先物主導になると経済動向をより直に受ける可能性もあるので、今より更に投資市場に取り込まれていきそうです。
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4|参考データ一覧
CME 未決済建玉数
https://www.bybt.com/ja/pro/cme/cftc




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