日曜22時~BTCをテーマに配信!! Listen on Discord >

注目指標とFOMC! その内容と市場の動きをまとめました

アイキャッチ画像 世界の動向

毎週末に発行しているぽちレポでは日々の市場の動きを振返りしています。今週はアメリカで注目の経済指標「雇用統計」やFOMCの開催がありました。

その内容を簡潔にまとめています。
ちょっと難しい経済指標の見方や捉え方の参考になれば幸いです。

んな人におすすめ
  • 2021年11月FOMCの影響を知りたい人
  • 経済ニュースを理解できるようになりたい人
  • ファンダ分析を勉強している人
スポンサーリンク

1|今週の注目指標をチェック!!

世界で発表された注目の指標はこちらです。

注目の経済指標一覧

今週世界で発表された指標から選抜しましたが、全てアメリカの指標です。

製造業と非製造業景況指数

月曜、水曜は企業の景気傾向を表す景況指数が発表されました。月曜は製造業、水曜はそれ以外の業種の発表です。

雇用関係の指数

水曜、金曜は雇用状況を表す指数が発表されました。水曜は民間調査、金曜は政府の調査です。

FOMC

火曜、水曜の2日間でアメリカ中央銀行FRBの会合が行われました。会合後にはパウエル議長の会見があり、テーパリング開始の発表と利上げにつて注目が集まっていました。

それではこれらの発表内容と、どのように市場が反応したか見てみましょう。

2|指標結果と市場はどう動いたの?

今週の注目指標はこのような結果になりました。

経済指標の発表結果

2-1|11/1(月) ISM製造業景況指数

11/1の経済指標解説

2-2|11/3(水) ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数

11/3の経済指標解説

2-3|11/3(水) FOMC後パウエル議長の会見

FOMCを終えたパウエルさんが会見でおしゃべりし、テーパリングの開始が発表されました。

テーパリングとは?

テーパリングとは国債やMBS(住宅ローン担保証券)の購入量を減らすことです。
パンデミックにより世界経済は危機に瀕しました。その対応策としてFRBが国債などを購入することで経済の下支えをしてきました。
テーパリングはこの下支えの影響力を小さくする動きです。

経済の回復も順調に進み、今回発表したペースで予定通り購入量を減らしていくと、来年5月が最後の購入タイミングです。6月には下支えは無くなります。

以前から今回のFOMCでテーパリング実行が発表されるだろうと言われていました。パウエル議長は会見の度に匂わせ発言をしていたためです。

そのためテーパリング開始のニュースはあまり驚きではありません。ニュースの報道の仕方も「やっぱりねー」というニュアンスです。

それでも市場は反応し、債券が売られました。(=債券利回りは上昇)

これからFRBの債券買い支えが無くなるため、国債価格は上げにくくなります。よって、将来的に債券を保有するうま味が無くなると考えられ、債券売りになりました。

11/3の投資市場解説

また、利上げはすぐには行わないことも発言し、これによりアメリカの株価は上昇しました。

利上げ時期の匂わせ発言はこれまでされておらず、市場では「いつだろう?」「テーパリングが完了した来年6、7月頃から利上げかも?」との予測状態でした。

そのため、しばらく利上げしないことは一つの安心感に繋がりました。

補足

利上げをすると経済成長は停滞する恐れがあります。

これまでFRBが金利を下げお金を借りやすいように優しくしてくれていました。

経済が回復に向かっているとは言え、その優遇が無くなれば、企業は借金しにくくなり、新しい事業を展開しにくくなるため、経済成長が止まる懸念はあります。

このような考えにより「利上げしないならまだ株は上昇の余地がある」と株価上昇に繋がりました。

FOMC会見内容

・テーパリングの実施を決めた。開始は11月から。テーパリングの内容としては次の通り。
国債購入量を100億ドルずつ毎月減らしていく(11月は700億ドル購入、翌月は700-100億ドル=600億ドルの購入)
MBS(住宅担保証券)購入量を50億ドルずつ毎月減らしていく(11月は350億ドル購入、翌月は350-50ドル=300億ドルの購入)

・FRBの目標(雇用の最大化&物価の安定)の達成を目指し支援していく。

・雇用の最大化については、FRBが「最大雇用」と判断できる水準に達することが目標。

・物価安定についてはインフレ率2%が長期目標。今は2%を少し下回ることもあるため、しばらくは2%をやや上回る水準を目指す。これにより長期的には2%が平均になると考えている。

・この結果を達成できるまでフェデラルファンド(FF)金利の利上げは行わない

2-4|11/5(金) 雇用統計

11/5経済指標解説

3|【まとめ】金融政策の転換となった週

今週はポイントとなる経済指標が多くありました。結果を見ると、全体的に雇用は戻りつつ経済も回復していることが見受けられます。

そんな状況の中、FRBはついにテーパリング開始を発表しました。金融政策が変わる一つの転換点となりました。

しかし事前に何度も市場に刷り込んだおかげで市場のショックはほとんどありませんでした。

その結果、株式市場は今週全ての日で上昇し、最高値を更新というとても強い結果に終わっています。

テーパリング実施の次に待つのは、利上げです。

利上げの時期は具体的に「いつ」とは明言せず、しばらくしない」とのコメントで曖昧さを残しています。

FRBはテーパリングと同様、これから少しずつ利上げ時期を発信していくと思いますが、やり方によっては経済へ打撃を与えることもありそうです。

FOMCや雇用統計の発表時は、BTCも価格が動いている様子があります。金融市場では大きく価格の動くイベントのため、注意深く見守っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました