9/22にFOMCでの概要発表とパウエル議長の会見がされました。
今回はこのニュースファンダに対する私なりの注目点と、そこからBTCへの影響を考えました。
こんな人におすすめ
・FOMCによる経済の影響を知りたい人
・経済ニュースを理解できるようになりたい人
・BTCと経済の関係を知りたい人
1|FOMC内容・パウエル議長発言

まずはFOMCのニュース概要とFRBの考えに対する分析です。
9/21(火)と9/22(水)にアメリカのFRBがFOMCを開催しました。日本時間22日の明け方にその話し合われた概要の発表と、パウエル議長の記者会見が行われました。
- 雇用の最大化と物価の安定(2%インフレ)を達成するまでは金融緩和策を継続すべきと考えている。
- テーパリングの決定は早ければ次回のFOMC(11月)になるだろう。
- このまま経済が回復すれば、FRBによる資産の買い入れ(テーパリング)は2022年半ばで完了すると予想している。
- FOMC出席者の半分は2022年末には経済が回復し利上げを開始できると考えている。
- コロナによる経済への打撃はあるもののGDPも改善しつつあり経済回復は見られる。
- 7~8月は消費の勢いが若干衰えたこともあり、FOMC出席者の半数が年末の成長率を6月時点より下方修正したが、依然として強い成長を予測している。
- 年末に向けて雇用の回復はこれまでより更に顕著に見られると予想している。
- 物価上昇率は今は勢いよく上昇しているものの、来年には長期的な目標である2%まで落ち着くだろう。
- 中国の恒大集団の債務不履行は、米企業による直接投資は少なく、中国固有の状況と思っている。
今回もテーパリング開始の宣言は、言及を避けました。開始時期への言及はかなり気を使っている印象です。
以前と同じように年内開始という目線に変更はないようです。
今回の注目ポイントはテーパリング終了時期を言及したことです。終了時期は2022年半ばを見ています!
このテーパリング終了時期から逆算すると、11月から開始したとしても約半年程度で全ての緩和を終了することになります。
かなりのスピードで考えていますよね。
早いスピードで緩和を終了すれば、それだけ市場への恐怖や懸念は増しやすくなります。
FRBがこのスピード感での引締めが適切だと判断したならば、経済は既に十分回復していると考えている可能性があります。
またテーパリング開始時期の言及には気を使って市場のショックを少なくする動きが見られますが…それなのにこのスピード感となれば、急速な金融引締めをしてもそこまで影響はないと考えていように思います。
2|BTCへの影響

次に、FOMC直後の動きの確認、さらに今年の年末以降のBTCの市場環境を考察しています。

2-1|FOMC直後の市場の動き
FOMCの9/23以降の市場の動きをチャートで並べました。
市場は右肩上がりでリスクオンになりました。株式は買われ、債券利回りは上昇(債券売り)、BTCも途中までは株式と一緒に上昇していました。
市場としてはFOMCの結果により、今すぐのテーパリング実施がないと分かったので、リスク資産に対してポジティブに捉えたと考えられます。
また、23日以降債券売りがかなり加速していったので、さらにリスクオンに偏ったのだと思います。
しかしBTCは金曜日の中国仮想通貨禁止ニュースにより暴落し、今4万ドル付近をうろうろしているという状況です。
この市場状況の中で価格を上げられなかったBTCはかなり残念です。
2021年年末以降の考察
次にテーパリングが実施されるであろう年末以降の動きを考えます。
先ほど書いたようにFRBはかなりのスピードでテーパリングの実施を考えています。
つまり…テーパリング開始の影響は非常に大きくリスク資産が売られやすい相場に変わっていくということを意味します。
そのため、このスピード感が非常に懸念点です。
「BTC年末最高値来るかも!?」って予測もありますが、仮に年末に最高値を取った時の市場状況は、BTCにとっては好まない相場です。
したがってBTCの高値は一時的。すぐに下落する可能性が高い。と思っています。
もちろん高値をつけた時の話…
3|【まとめ】BTCはテーパリング開始までが勝負

今回はFOMCの発表内容からBTCの行方について考察してみました。
テーパリングの終了時期を言及したこと
FRBは急速な金融引締めをしてもそこまで影響はないと考えているはず
年末に高値を付けたとしても一時的。その後下落の可能性が高い
したがってBTCは、テーパリングが実際に始まる前の今の時期にどれだけ上昇できるかが鍵になるのかなと思っています。
市場が整っている時に、株式と同時に上昇できるかがBTC価格の上昇のチャンスと考えています。
市場動向も注視しながらBTCを見守りましょう。
4|参考データ一覧
investing.com
https://jp.investing.com/



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