今週、イスラエルの紛争が激化したとのニュースが流れました。
この影響は中東各国からアジアへ波及し、世界経済へ影響する可能性を秘めています。
今回はこのニュースを簡単にまとめ、その影響と対策を紹介します。
1|イスラエルの紛争で原油上昇

1-1|イスラエル vs ハマス
2023年10月7日、イスラエルで紛争が起こりました。
イスラエル国内にあるガザ地区を支配する「ハマス」という勢力が、イスラエルに大規模攻撃をしたというものです。

ハマスによるイスラエル国内への攻撃は、宗教と歴史の対立が原因です。

この地域ではずっと前から、日々小さな紛争が起こっていたみたい。
今回はそれらの紛争に比べて規模が大きく、BBCの報道ではここ数十年で一番激しい攻撃だったと報じられています。
1-2|周辺の産油国に影響懸念
イスラエルは中東に位置しており、周辺には産油国が複数あります。

大規模攻撃がさらに発展していくと原油の輸出ルートの閉鎖や、中東地域の国々のバランスが崩れる懸念があり、原油産油量に不安が表れました。
リスク不安で原油6%プラス
イスラエル国内での大規模攻撃の報道を受け、9日からの投資市場ではリスクオフとなり、原油は週間で6%の上昇となりました。
まだ原油供給に問題は出ていませんが、この先の供給不安により原油価格は上昇となりました。
2|中東不安は「原油」に響く

2-1|原油生産に打撃
中東地域の原油生産量は世界の3分の1を占めているといわれています。
産油量が減る事態となれば、当然価格の高騰が不安視されます。

サウジアラビア:減産が長期化
産油量世界2位のサウジアラビアは、現在原油の減産をしていますが、イスラエルとの国交が回復すれば減産をやめる可能性が期待されていました。
しかし今回の混乱により国交回復が遠のき、原油減産が続き原油価格の高騰の可能性があります。
イラン:輸出量のさらなる制限
産油量8位のイランはアメリカによる制裁(原油輸出の制限)を受けています。
イランはハマス側と繋がりがあるとみられており、アメリカがさらに制裁を厳しくすれば原油の輸出量はさらに制限されてしまう可能性があります。
2-2|アジア経済に危機!?
中東産の原油の多くはアジア諸国(中国・インド・日本など)の輸入がメインになっています。
したがって、今回の紛争で最も影響を受けるのはアジアになる可能性が高いです。

ロシア・ウクライナ問題の時のヨーロッパ諸国に似ているかな
中国経済へのダメージも
いまの中国は不動産バブルの崩壊が騒がれており、それによる経済不安が世界に波及しています。

中国の不況は ”世界のモノの消費量に影響する” と言われてるよ
この状況での原油価格の高騰(エネルギー問題の再来)は中国経済にさらなるダメージを与える可能性があります。
そして経済不安は全世界へ波及する可能性が高くなると考えられます。

2-3|世界のインフレ再来
世界各国はロシア・ウクライナ問題を原因としたエネルギー問題から物価高に頭を悩ませ、歴史的なスピードで利上げを実施してきました。
アメリカでは銀行破綻が発生するほど、高金利はすでに経済に影響を与え始めています。
今後さらに物価上昇となれば、世界経済への不安は自然と拡大していくことになります。

3|今後の懸念「景気悪化」「インフレ対策」

今後懸念される大きなキーワードは2つ「景気悪化」と「高インフレの再来」です。
先行きが分からない状況でも投資先を選べば、投資資金を守ることができるかもしれません。
景気悪化対策→国債・ゴールド投資
景気悪化への対策としては安全資産への投資がよいと言われています。
国債、ゴールド、米ドル、円、スイスフランなど
特に今は国債利回りがとても高くなっているため、国債が投資先として魅力的と考えられます。
インフレ対策→ゴールド・ビットコイン投資
インフレ対策にはコモディティ関係がよいと言われています。
ゴールドなどの貴金属、ビットコインなどの暗号資産
特にビットコインは2024年に半減期を予定しており、今は大きな上昇前の可能性もあるため投資タイミングとしても魅力的と考えています。



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