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【ファンダ分析】経済指標で株価はどう動く?実例で解説

アイキャッチ画像 世界の動向

経済指標の発表は相場が動くひとつのタイミングです。

指標の結果によっては数パーセントも急に動くこともあり、大きな利益になる一方で損失を出す可能性もあるため、リスク回避としてポジションを決済しておく人もいます。

そこで今回は、経済指標の発表で相場がどのように動いたのか、株を中心に解説していきます。

経済指標をどのようにファンダ分析に生かせばよいか分からない方の参考になると思います。

また、2月13日週に発表される重要指標の見方も載せていますので、来週の投資の参考にしてみてください。

ビットコインもリスク資産として株に連動して動くことが多いので、BTCトレードをしている人にとっても把握しておくと良い考え方になります。

この記事のポイント
  • 指標を使ったファンダ分析の見方を解説
  • 発表直後は「予想との乖離」が重要
  • しばらく経つと「指標結果そのもの」に着目
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1|経済指標の見方・市場反応

発表直後:事前予想との比較で相場変動

経済指標のほとんどは、発表前にアナリストによる予想数値が公表されています。

指標の発表直後は、事前予想と実際の発表結果の乖離が意識されることが特に多いため、そこを見ておく必要があります。

つまり指標結果が悪いものだったとしても事前の市場予想も悪ければ、市場としては「想定内の結果」として動く可能性が高くなります。

指標発表時のロジック

予想数値は各社が独自で調査しているよ

でもどの会社でも予想数値はほとんど変わらないから自分の見やすいサイトで見ればOK!!

個人的には、外為どっとコムが見やすくおすすめです。

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発表から数時間後:データそのものが評価されトレンド形成

発表して数時間経ってからは、他のファンダ情報も含めてトータル的に評価される傾向が高いです。

指標データが良いものだったとしても、それが政治運営や企業にとって悪い情報であれば、株や為替など関連するものは下落傾向になります。

たとえば今なら、指標結果が中央銀行メンバーの重要人物の発言内容、金融政策の結果と絡めて総合的に再評価され、その日を含めたそれ以降トレンドになる可能性が高まります。

2|過去の相場で市場反応を解説

今週発表予定の指標を使って、以前はどのような市場の動きになっていたのか確認してみましょう。

消費者物価指数(CPI)と小売売上高をそれぞれ2回ピックアップしてみました。

① 1/12発表:消費者物価指数(CPI)

予想結果
6.5%6.5%
インフレ低下予想インフレ低下示す
※総合CPI・前年同月比を使用

結果は市場の予想通りのものとなりました。
しかも数値もバッチリ一緒という結果です。

市場の動き

発表直後:予想通りの結果だったため株上昇
その日全体の動き:インフレ低下を示すため株上昇継続

発表時の投資市場の動き

② 10/13発表:消費者物価指数(CPI)

予想結果
8.1%8.2%
インフレ低下予想インフレ低下示す
※総合CPI・前年同月比を使用

結果は市場予想と同じように前回の結果よりインフレ低下を示すものとなりました。
しかし予想ほどの低下にはなっていない結果でした。

市場の動き

発表直後:予想ほどの良いデータではなく株下落
その日全体の動き:株が下落するほどの悲観データではないため株上昇へ転換

このように予想と同じ方向の結果だとしても、最終的には数値が見られて反応することもあります。

発表時の投資市場の動き

③ 1/18発表:小売売上高

予想結果
-0.8%-1.1%
売上低下予想売上低下示す
※前月比

結果は市場予想通りの売上低下というものでした。

本来、売上が落ちるというのは経済としては悪いものですが…その日の動きを見てみるとそうでもないようです。

市場の動き

発表直後:予想通りの結果で一時的には株上昇
その日全体の動き:売上自体は悪化、FRB発言もあり株下落

このように指標として悪い結果であっても、市場予測と似た結果であれば想定内として捉えられ発表直後は悲観的にならない場合もあります。

発表時の投資市場の動き

④ 11/16発表:小売売上高

予想結果
1.0%1.3%
売上上昇予想売上上昇示す
※前月比

結果は市場の予想と同じ良いものでした。
しかも予想以上に売上高が伸びていることを示しており、結果としては満点の状況でしたが…

市場の動き

発表直後:予想通りの結果で株上昇
その日全体の動き:良い結果はFRBの引き締めになると見られ株下落

結果は良いものであっても、他のファンダや経済背景と総合的に捉えると売上上昇は悪材料としてみなされてしまうこともあります。

発表時の投資市場の動き

3|【まとめ】指標は時間軸で見方は変わる

3-1|短期的:事前予想と比較

指標発表直後は市場予想と比較される形で相場は動く傾向が高いです。

したがって短期トレードをする人は指標の結果だけではなく、予想との乖離にも目を向けると良いです。

ただ、指標の結果がどうなるかは発表までだれも分からないので「予想が良くて…結果も良かったとして…」といろいろ考えるのは至難の技ですね。

指標発表後の動きを予想するトレードはリスクが少し高いかもしれません。

3-2|中期的:結果そのものに着目

ある程度時間が経過した後は、その指標結果と他のファンダ情報が合わさって総合的に判断されやすくなります。

場合によっては、その日のトレンドを決めるだけではなく、それ以降の大きなトレンドを作る場合もあるため、長期投資をする人にとっても注目しておくべき指標だと思います。

次の指標発表までその結果が評価され続ける場合もあるため、幅広く情報を集めることが必要になってきます。

4|2月13週:重要度の高い指標が発表

来週はアメリカ中央銀行(FRB)も注目している超重要指標である消費者物価指数(CPI)小売売上高が発表されます。

今のアメリカは物価高に悩まされており、経済の健康状態を知るためにアメリカ中央銀行(FRB)や多くの経済アナリスト、投資家がこれらの指標結果に注目しています。

注目指標と市場予想値

CPIについて

今回の市場予想は前年同月比において、インフレ低下を示すと考えられています。

またCPIやPPIのここ数ヶ月の指標結果も下落傾向にあり、今回予想も下落傾向と見られています。

インフレ低下が見え始めると株は上昇しやすい時期に入っていきます。

CPIの推移チャート

インフレ低下はFRBがこのまま利上げ幅を緩められる根拠にもなるため、市場としてはこの指標結果からリスクオンになると期待されています。

小売売上高について

小売売上高は前月比で増えると予想されていますが、前回までは数値がマイナスで落ち込む状況になっていました。

現在の市場予想では売上高が回復すると見られているので、予想通りならばこちらもリスクオンが期待されています。

リスクオンが期待され過ぎている可能性も高く要警戒

今週発表予定の経済指標から考えると、市場は経済の回復方向へ大きく期待していることが分かります。

これは良いことである一方で、回復への期待が大きくなり過ぎている可能性があることも警戒しなおかなければなりません。

少しのネガティブなファンダで急落する可能性も考えられるので、指標発表後の要人発言などトータルして考えていくことも重要です。

この記事のポイント
  • 指標を使ったファンダ分析の見方を解説
  • 発表直後は「予想との乖離」が重要
  • しばらく経つと「指標結果そのもの」に着目

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