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【アメリカ経済】S&P500年間変動を占う3要素|January Indicator Trifecta

アイキャッチ画像 歴史から学ぶ

アメリカの代表的な指数であるS&P500の年間変動を占うアノマリー「January Indicator Trifecta」があります。

これによると、2024年のS&P500変動がマイナスになる可能性に王手がかかっているようです。

今回はアメリカで注目されているアノマリー(January Indicator Trifecta)を紹介します。
日本ではあまり知られていない情報なので、この記事でぜひ知ってみてください。

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1|January Indicator Trifectaの紹介

1-1|S&P500年間変動のアノマリー

S&P500の年間変動を予想するアノマリーで、ある3つの要素の条件が揃ったときに効果を発揮します。

過去の傾向をみると比較的再現性が高く、S&P500の中期投資の参考になるアノマリーとなっています。

直接的な日本語訳はなく、直訳すると「1月指標の3連単」「1月指標の三連勝」という感じです。

1-2|3つの要素で決まる

サンタクロースラリー(Santa Claus Rally / SCR)

昨年末の最後の営業日から年始2営業日までを指します。
この期間の変動が一つめの要素です。

一般的にはサンタクロースラリーは株価が上昇しやすいと言われているよ

年始5営業日( First Five Day / FFD)

年が明けた5営業日の変動率が2つめの要素です。

1月上昇下落(January Barometer / JB)

1月の月間変動をプラス、マイナスで判断します。

これが3つめの要素で、海外では「1月のバロメーター」と言われています。

1月だけは数値ではなくてプラマイ判断なんだね

1-3|3要素が揃ったときに注目

  • 3要素がプラス→年間プラス
  • 3要素がマイナス→年間マイナス

今回紹介するJanuary Indicator Trifectaでは、先ほどの3つの要素の方向感が年間変動の動きを決めると考えられています。

3つの方向感が重要なんだね

2024年の変動状況

2024年はサンタクロースラリーと年始5営業日がマイナスとなっています。

そのため、1月の変動もマイナスになれば年間で下落する可能性が高くなる状況です。

2|1950年からの実績

ここではサンタクロースラリーと年始5営業日の変動がマイナスだった場合の信憑性を調べてみました。

その結果、やはりこのアノマリーは2024年の参考になりそうです。

2-1|年間変動は平均2.8%

1950年以降の変動抜粋

サンタクロースラリーと年始5営業日がともにマイナスとなっている時は、1950年以降では11回だけです。

年間平均変動は+2.8%と弱い成長になっています。

この2要素だけでも弱さが見えるね

2-2|1月変動が運命を決める

1月マイナス → 年間平均マイナス

3要素すべてがマイナスの場合

1月がマイナス変動の場合は、3要素がマイナスで揃うことになります。

この時の年間変動は平均で-3.6%とマイナス成長となっています。

上昇している年もありますが、S&P500の強い上昇下でマイナス成長しやすいというのは、参考になる考え方に思います。

1月プラス → 年間平均プラス

2要素がマイナス、1月変動がプラスの場合

1月がプラス変動だった場合は、平均で+19.9%と比較的大きな成長になるようです。

この場合はJanuary Indicator Trifectaの3条件が揃うという条件は満たさず、1月の勢いのまま年間も強い状態になりやすいと読み取れます。

1月がプラスの時は大きな心配は要らなそう

3|【まとめ】年間変動の予測には1月がカギ

1950年以降の変動抜粋

January Indicator Trifectaは、サンタクロースラリー、年初5営業日、1月の3つの要素での方向感が揃った時に年間変動が予測できるというアノマリーでした。

2024年はすでにサンタクロースラリーと年始5営業日でマイナスになっています。

残り1要素の1月変動もマイナスとなれば、3要素の方向感が揃うため、年間変動もマイナスとなる可能性が高くなりそうです。

今年は大統領選もあり株価は下落しにくいと言われていますが、それを占うのは1月の変動になりそうです。

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