日々、投資市場とBTCの値動きを見ているとアメリカ株との相関性が高いように感じます。
しかしアメリカ株と一言でいっても株式指数はいくつも種類があります。
そのため今はどれと相関性が高いのか、個人的にとても気になることだったので、比較をしてみました。
今回は、アメリカの株式指数のどれを見ておけば、BTCの参考になるのか。
データでチェックしてみたいと思います。
こんな人におすすめ
・BTCと株との相関関係が気になっている人
・経済ニュースを理解できるようになりたい人
・経済がBTCに与える影響を知りたい人
1|アメリカ株といっても種類はさまざま

当たり前ですが、アメリカ株式指数も構成銘柄やその比率などによって、値動きが変わってきます。
例えば、伝統的な企業を集めたダウ指数やハイテク系の多いナスダックなど、市場状況によっても値動きが変わってきます。
そのためBTCの価格予想に役立てるなら、その時に一番相関性の高いものを見ておいた方が良いと思います。
今回はこれらの指数でチェックしてみます。
| 指数名 | 特徴 |
|---|---|
| S&P500 | アメリカの勢いに乗った代表銘柄がメイン |
| ダウ平均 | 老舗の信頼性高い銘柄がメイン |
| ナスダック100 | ハイテク銘柄がメイン |
| ラッセル2000 | 小型株がメイン (ナスダックなどのうち時価総額が1001~3000位の企業) |
| SOX (フィラデルフィア半導体指数) | 半導体銘柄がメイン |
2|BTCとの一番相関性がある指数を探す

下のチャートでは2022年年初から比較しています。

2-1|全体の傾向は、やっぱりどれも相関性はプラス
基本的にはプラスの相関性を表しています。
ただその中でも今年の2月中旬頃には一度相関性が落ち込み、3月下旬あたりから少しずつ相関性が高まってきている傾向にあります。
相関性が低くなったタイミングではBTC価格が1週間で20%ほど変動していました。
株式指数ではここまで大きいボラティリティになることは少ないため、この時は相関性が低くなったのだと思います。
2-2|平均的に相関性が高いのはラッセル指数
ラッセル指数は他に比べると基本的に高い相関性を維持しています。
・高リスク
BTC:法整備がなく暗号資産市場自体が高リスク
ラッセル2000:時価総額が低く、景気にとても左右されやすい
・低金利
BTC:0%
ラッセル2000:配当利回り約1%(高リスク資産の割に低金利)
ともに大きなリスク性があり、現在の金利上昇局面であれば別の資産に流れやすいため、ラッセル2000とBTCは平均的に相関性が高くなりやすいのだと思います。
2-3|4月に入ってからはナスダックとの相関性が一番高い
4月からはナスダックと常に90%以上の相関性を維持し、年初来の変動率をみてもナスダックとBTCは23~25%の下落と比較的似ている傾向です。
・銘柄特性
BTC:デジタル資産としての先進性
ナスダック:ハイテク銘柄が多く、時代を先導する先進性
・時価総額
BTC:時価総額約6,700億ドル
ナスダック:Tesla社約8,900億ドル、Meta社約5,800億ドル
上記のような共通点から、投資市場の主要資産の中では似たポジションとして見られているのかもしれません。
4月以降はドルや米国債券利回りが上昇し、ナスダックの配当利回りを越えたことで、ナスダックの下落が加速しています。
このナスダック急落が、BTC下落のボラティリティの大きさとマッチしており、4月から相関性が90%以上となっているのだと思います。
3|【まとめ】見るならナスダックとラッセル2000

総合的に考えると、ナスダックとラッセル2000を見ておくのが良いかと思います。
ナスダックとラッセル2000はともに、企業決算による下振れ、FRBによる金融引締め、戦争リスクや中国のコロナの影響によって、今は年初来安値を更新しています。

ナスダックはサポートされそうな価格帯が少し下にありますが、ラッセル2000は10%以上の下落を迎えないとサポートされなさそうな状態です。
BTCは年初来安値である33,000ドルが見えていますが、相関性の高さから考えると、BTCも来週あたりに下抜けする可能性を頭に入れておいたたほうが良さそうです。
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